ガス自由化とは

ガス自由化とは

競争不在のガス市場に、ガス自由化が新たな風となるか

公開日:2017.01.16
facebookでシェア twitterでつぶやく
競争不在のガス市場に、ガス自由化が新たな風となるか
2017年より、一般家庭も含むガスの小口契約者を対象としたガス自由化が行われます。これによって一番期待されているのは、競争不在だったガス市場に、顧客獲得の競争やガス利用料金の是正が行われる事です。 今後、ガス自由化は競争不在だったガス市場を含め、私たちの生活にどんな影響を与えるのかをまとめてみました。

 

2016年4月にから、家庭用も含む小規模使用契約者を対象とした電力自由化がスタートしました。
この時から「自由化」という言葉がクローズアップされるようになり、2017年からは、いよいよガスの自由化もスタートすることが決まっています。
ガス市場も、今は以前の電気市場と同じく住んでいる地域によって定められている単一業者によるガスの契約・販売が行われています。
しかしながら、これは実は都市ガスの場合だけで、既にプロパンガスの市場では自由化されています。
日本のガス契約数を見てみると、都市ガスとプロパンガスの利用者数はちょうど半々くらいの割合です。
既に日本の半分のガス使用世帯では、既に自分の好きなプロパンガス業者と契約していることになります。
また、都市ガスも今まで段階的に自由化が進められてきて、工場や企業などの大口利用者はすでに自由化となっています。
このたび、一般家庭も含む小口契約者のガス自由化が始まるため、多くの注目が集まっているのです。

 

ガス自由化によるメリットとは

 

「契約するガスの事業者を自由に選べるようになる」と言っても、ほとんどの方はぴんと来ないかもしれません。
実際に2016年4月に電力自由化がスタートしていますが、急に電力会社を変更した人というのは実は少なく、まだ様子見をしている、という方が多いのです。
ところが、2017年のガス自由化によって、今まで電力会社も様子見でそのまま使用していた人も、一緒に契約変更する場合が増えると言われています。
そのため、公共料金の支払いに関する契約を行っている業者にとって、2017年は波乱の年となる、と言っても過言ではありません。
そして、一番気になるのが、ガス自由化が私たちにもたらす恩恵やメリットです。

 

ガス料金が安くなる可能性も

 

ガス自由化によって、一番期待されているのが「ガス料金の適正化」です。
今まで、地域ごとによって定められた都市ガス業者と、自動的に使用契約を結ぶ形になっていたので、私たちは請求されたガス料金を、業者の指定された通りに払ってきました。
しかし、今後はガス事業に多くの企業が参入する事になります。
それにより、ガス市場に契約顧客獲得のための競争が起こる事になります。
今まで競争不在だったガス市場に、ガス料金の適正化が行われることにより、今までガス料金で不透明だった部分がなくなり、全体的にガス料金が下がる事が期待されています。
既存のガス業者に加えて、電気業者など各インフラ関連業者、メーカーや通信会社など、多くの企業が参入を決めたガス市場に注目してみましょう。

 

09競争不在のガス市場

facebookでシェア twitterでつぶやく