ガス自由化とは

ガス自由化とは

電力のようにガス自由化でも一括受ガスは出来るのか

公開日:2017.01.28
facebookでシェア twitterでつぶやく
電力のようにガス自由化でも一括受ガスは出来るのか
電力自由化には高圧一括受電があり、マンションやアパートの大家が契約することで一括で受電出来ます。 しかしガスには一括で受ガス出来ません。 これは需要者の安全性を確保することが出来なかったり、受ガス実態を一括受ガス事業者に法的に求められないためです。 ガス自由化後は個別での契約が出来ますが、プロパンガスの場合は大家が契約者となるため注意が必要です。

 

2016年に始まっている電力自由化では、高圧一括受電というものが制度があります。
これはマンションやアパートで大家が全戸の電気を一括で購入し、それを各部屋に振り分けるという契約を指します。
この契約を結んでいるマンションやアパートに入居をしてしまうと、自分の意思で電力を切り替えることが出来ず、大家が結んでいる電力会社の電気を買う以外に方法はありません。
制約も厳しく、これを変更や解約させるためにはマンション住民全員の賛同が必要になります。
これからガス自由化が始まりますが、同じように一括受ガス契約はあるのでしょうか。

 

一括受ガスは認められていない

 

結論から言えば、ガスにおいては高圧一括受電のような一括受ガス契約は取り入れない方針になっています。
これは、一括での受ガスを引き受けた事業者がきちんと保有や管理ができないという可能性があるからです。
高圧一括受電と同じように対象はマンションやアパートになり、大抵の場合ガスの導管は低圧導管になっています。
ガス会社によっては高圧や中圧といったガス圧の違いがあり、低圧導管に変圧機を用いて高圧や中圧のガスを流すことも安全面から現状では認められていません。
ガス事業法では、一括受ガス事業者にはガスメーターの設置義務も変圧機の扱いも出来ないことになっているため、法律や制度によって安全性を確保出来なかったり、受ガス実態が事業者にあるとは言えないという問題があるためです。
また、ガスを一括受ガスを認めれば、ガス自由化の波に乗りたかったという人の需要を阻害するということも、認められない一因となっています。

 

個別契約は出来るが、プロパンガスでは難しい

 

電気はマンションやアパートの大家が一括受電をしていない場合に限り自由に電力会社を選べますが、ガスの場合は一括で受ガスすることがないため、自分で好きなガス会社を選ぶことが出来ます。
注意したいのは、今使っているガスが都市ガスではなくプロパンガスであるという場合です。
プロパンガスの契約は集合住宅の世帯別に行うことができません。
そのマンションやアパートの大家が一括で契約を行うことになっています。
2014年の4月を待って乗り換えようとしても、大家が解約をしない限り、自由にガス会社を変えられないので注意が必要です。
現在マンションやアパートに住んでいる人は、プロパンガスか都市ガスかは一番に確認しておきましょう。

 

13電力のようにガス自由化

facebookでシェア twitterでつぶやく