ガス自由化とは

ガス自由化とは

電力自由化と比較して考えるガス自由化の認知度が低い理由

公開日:2017.02.03
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電力自由化と比較して考えるガス自由化の認知度が低い理由
電力自由化は既に開始されていることもあり約8割の人が認知していますが、ガス自由化は約3割程度の人しか知りません。 自由化が始まるに辺りガス料金の開示が出来ないことが要因で、自由化が始まっても様々な問題に阻まれて料金の値下げに繋がる確証が持てないためです。 今後の展開次第では認知度も上がっていくかもしれません。

 

電力自由化が始まり、2016年6月の調査で80.2%の人が電力自由化について知っていると答えています。
既に電力自由化は始まっていますし、電力会社の乗り換えに新規参入をした企業がCMなどでアプローチをしたことで認知度は高まったと言えます。
しかしガス自由化については34.6%しか認識されておらず、まだまだ浸透しているとは言いにくい状況です。
認知をしている人であっても変更に前向きな人は13.3%であり、変更を考えていない人の方が多い状況であることには変わりありません。
電力自由化は既に始まっているために認知度が高いこともありますが、何故ガス自由化は開始目前であるにも関わらず低いのでしょうか。

 

ガス自由化の認知度が低い理由

 

認知度が低い理由としてアピール不足もあります。
電力自由化では電力会社を新規参入の企業に乗り換えることでこのような特典があると言えましたが、ガス自由化においてはそれが不足しておりテレビCMでも積極的なアプローチがされていません。
自由化が本格化した時にそこから顧客獲得を目指してCMを大々的に放送したり、様々な割引プランを提示するのかもしれませんが、何故始まる前から大々的に出来ないのかと言うと自由化が始まってもガス料金の値引きに繋がるかどうかが分からないからです。
電気を作り出すことは比較的簡単で、逆にガスを作るには大規模な設備が必要となります。
ガス会社を作ると言ってもガスの設備を万全に整えた会社ではなく小売業者として参入するところが多くなりますし、こういったところはあくまで電力がメインでガスが副産物というスタンスなため、自由化に積極的ではないのです。
現状で積極的にガス業界に参入しようという企業は少なく、本来国が狙った自由な価格競争は起こらずごく一部の企業が参入して終わりという形になりかねません。
そのため価格競争が起こらず値下げには繋がらず、結果的に乗り換えてもあまりお得ではなくなってしまう可能性があるため積極的な開示が出来ないという事情があります。
このため情報が行き渡らず、自由化の現実味が無くなり知ろうとする人がいなくなるのです。

 

自由化が始まり制度改正されることで認知度が広がる可能性も

 

しかし、電力自由化も開始前から爆発的に認知度が高かったわけではなく、始まってから認知が広まっているという背景もありますので今後の展開次第ではガス自由化も多くの人に知られていくでしょう。
まだまだ現状では様々な制約に阻まれて思うように動けないところがありますが、これから徐々に良い方向へと変化をさせて当初の狙い通りになるようにと進めていくことでアピールも出来るようになり、認知度も高まっていくでしょう。

 

15電力自由化と比較して

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