コラム

コラム

天然ガスとは

公開日:2016.01.21
facebookでシェア twitterでつぶやく
天然ガスとは
電力の自由化に引き続き、都市ガスの小売自由化が予定されています。 しかし、その供給は海外に依存しており、国際情勢による供給不安の問題点もあります。 そもそも都市ガスとはどういったものなのでしょうか。 LPガスとの違いについても見てみましょう。

自由化されるエネルギー

国内でも、電力の供給が段階的に自由化されています。政府によって制限されていたものが民間業者に委託されることにより、価格競争が起こることが期待されています。当然我々のガス料金が安くなるわけですから、消費者にとってはありがたいことこの上ありません。今回自由化されたのは「都市ガス」とよばれるガスエネルギーで、日本の半数の世帯に供給されています。

 

これまで民間業者が販売することができたのは「LPガス」と呼ばれるものだけで、ガス市場はかなり狭いものでした。LPガスはプロパンが主成分のガスエネルギーで、その安全性に少し疑問も持たれがちでした。しかし、今後は一般の企業も都市ガスを保有することができるようになるため、民間企業にとっても良い影響を及ぼすといえるでしょう。

注目を浴びる「天然ガス」について

都市ガスは「天然ガス」とよばれる成分を中心に構成されています。天然ガスはメタンやブロパンが多数含まれた物質で、日本近辺には存在しません。現在この天然ガスは海外からの輸入に頼りきっており、ロシアやインドネシアといったアジアの国々が多数この天然ガスを供給してくれています。

 

天然ガスは安全性が非常に高く、CO2の排出量も他のガスエネルギーに比べるとかなり少ないため、世界中でも高い注目を集めています。ちなみに、さきほど紹介したLPガスは主成分がプロパンでできています。天然ガスに比べると可燃性が高く、少々危険性を伴います。

 

また、供給方法に関しても、導管を利用したネットワーク方式での供給を行うのに対し、LPガスは配給者による輸送が必要になってきます。よって都市ガスが今後国内でのLPガス使用者は減少してくるのではないかという予想がたてられています。

海外への依存が課題

天然ガスは確かに優れたエネルギー資源ですが、海外に完全に依存しているという点で少し不安が残ります。特に最も天然ガスを多く輸入しているロシアは、日本とこれまでも外交面に関して様々な問題を引き起こしてきました。北方領土の問題など、天然ガスの供給に支障をきたさないとは限りません。

 

日本は今後この天然ガスをエネルギーの中核を担わせる場合、輸入する取引先の国を多方面にわたって増やしていく必要があるといえるしょう。現状の日本で、この天然エネルギーを使わないという方針をとることは難しいといえます。民間のひとり一人がガスについて最低限の知識を保有し、日本が向き合うべき問題について考えるのが理想です。

facebookでシェア twitterでつぶやく