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都市ガス

公開日:2016.01.21
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都市ガス
日本の半数の人が利用している都市ガスは、液化天然ガスを精製してつくられます。 温室効果ガスの排出量が少なく、環境に優しいエネルギーとして知られ、安全に利用できるよう、万全の安全確保が図られています。 近年ではガス冷暖房も普及しはじめ、節電にも一役買っています。

都市ガスは天然ガスが主原料

都市ガスの主な原料として使用されているのが液化天然ガスです。この液化天然ガスは不純物をほとんど含んでいないエネルギーとして知られており、天然ガスを液化して製造されています。この製造の際に不純物を取り除き、タンカーで日本まで運ばれてくるのです。液化天然ガスは燃焼された際に発生する、温室効果ガスの一種と言われている二酸化炭素の量が少ないことが特長として挙げられます。

 

また、大気汚染や酸性雨の原因となる窒素酸化物に関しても発生する量が少ないことや、硫黄酸化物が発生することがないなどの点から環境特性に優れている理想的なガスエネルギーだと言えます。そういったことから近年では日本への輸入量は増加しており、現在はカタールやオーストラリアからの輸入が主ですが、今後は米国からも輸入を始めるなど、液化天然ガスの調達先に対して多様化を図っています。

保安に対する取り組み

都市ガス事業ではその一環として、都市ガスを安心して利用してもらえるように製造所から家庭まで、24時間態勢での安全確保が行われています。安全確保に対する具体的な取り組み内容としては、マイコンメーターからガス機器、ガス栓、ガス管にいたるまで、様々なガス関連設備に対して最新鋭の安全設備を普及していくように取り組んでいます。

 

また、ガス関連の設備は地震などの際の火事の原因となる恐れがあるため耐震性に優れたガス設備や、緊急時にガスの供給を停止するシステムを導入していくなど、地震に備えた対策も積極的に取り組むようにしています。

 

地震対策の機能として各設備に備わっている機能を簡単にご紹介すると、マイコンメーターなら地震やガス漏れを完治した際にガスの供給を自動的に遮断する機能がありますし、ガスファンヒーターは仮に転倒してしまった場合でも即座にガスをストップするようになっています。

普及してきているガス冷暖房

ガス冷暖房のシステムは、学校や病院、オフィスビルといった個別のビルや店舗に設置されている冷暖房から、ショッピングセンターや地域施設の中などに設置されている冷暖房まで、様々な場面での普及が進んできています。冷暖房を動かすために必要となるエネルギーを都市ガスを使用して賄うことによって、電力の基本料金を安くすることが出来たり、受電設備にかかる負担の軽減などにも繋がります。

 

また、近年ではナチュラルチラーと呼ばれる太陽熱や廃熱を有効利用する方法や、停電になってしまった際でも発電や空調の稼働を行うことが可能なGHPと呼ばれるものなどが開発されているなど、更なる普及の拡大が期待されています。

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